こんにちは!中谷実紗です!レッスンお疲れ様でした。

今日のレッスンでは、より滑らかな音のつながりと、効率的なブレスコントロールを目標に、練習を重点的に行いました。

本日のメインテーマの一つである「ラ」の音と「シ」の音を繋ぐ練習に集中して取り組みました。

この2音間のレガートを滑らかにするためには、指を動かす瞬間に息の支えを絶対に緩めないことが重要です。ゆっくりと「ラ・シ、ラ・シ」を何度も反復し、音が途切れたり、音色が変わったりしないかチェックしました。練習を重ねるうちに、指の動きと息のコントロールが連動し、非常に自然で滑らかなレガートが実現できるようになりました。この感覚を維持できるよう、今後も反復練習を続けていきましょう。

次に、演奏で音楽を途切れさせないための「素早い息継ぎ(ブレス)」の練習を行いました。

通常の速い口でのブレス練習に加え、今回は「鼻で息を吸うブレス」の練習も導入しました。特に短い休符や楽譜の隅でブレスマークがない箇所で、口のアンブシュアをほとんど崩さずに、鼻を使って素早く息を補充する方法を練習しました。これは、長いフレーズの中で少しだけ息を足したいときに非常に有効です。最初は難しいですが、お腹(横隔膜)を意識して、鼻から「フッ」と瞬時に吸い込む感覚を掴み始めると、ブレス後の演奏開始がよりスムーズになります。

これらのブレステクニックを応用し、よりメロディックで表情豊かな演奏を目指しました。レガートも美しくなると、曲の歌い回しに余裕が出てきます。

今日練習した「ラ」と「シ」のレガートを、他の隣り合う音にも応用して音階全体で試していきましょう。また、鼻ブレスの感覚を忘れず、日々の練習に取り入れましょう。

今日の集中したレッスン、本当にお疲れ様でした!