こんにちは!中谷実紗です!レッスンお疲れ様でした。
今回は、クラリネットの音色を左右するリードの扱い方と、演奏の土台となるリズム感の強化に焦点を当てて学びました。
リード選びの極意と「育成」
リードは楽器と奏者の架け橋であり、「吹きやすいかどうか」、そして「自分の目指す美しい音色が出せるかどうか」が最も大切な基準であることを確認しました。リードの硬さやマウスピースとの相性も大切ですが、最終的には「美しい音」につながるかで見極めましょう。
リードは天然素材のため、1枚1枚個体差があり、また使っていくうちに状態が変化します。そのため、リードは「育てていくもの」であるという意識が大切です。本日のレッスンでは、以下の重要なポイントを再確認しました。
• 毎回同じリードばかり使うのではなく、複数のリードをローテーションし、様々なリードを吹くことで、リードの寿命を延ばし、常に最高のコンディションを維持することが大切です。
• リードを使い始める前に、水に浸す「慣らし」の作業も丁寧に行いましょう。
リズムの正確性を高める練習
今回は正確なリズムの取り方を練習しました。
• 裏拍(うらはく)の意識: 曲中の複雑なシンコペーションは、拍の裏側を意識してカウントすることで、正確なタイミングで音符を捉える練習をしました。
• 休符の長さ: 休符も音と同じく大切な「間」です。休符の長さを正確に休むことで、音楽に緊張感と勢いが生まれることを確認しました。
次回の課題
次回までに、リードのローテーションを実践し、特に「吹き心地は良いが、まだ音色が少し硬い」と感じるリードがあれば、今日のレッスンで教えたリードの微調整にチャレンジしてみましょう。リズム面では、リズムをメトロノームに合わせて完璧に暗譜(楽譜を見ずに演奏)できることを目指しましょう。
本日はありがとうございました。また次回のレッスンを楽しみにしています!
