こんにちは!中谷実紗です!

本日はレッスン、お疲れ様でした。基礎技術が着実に定着し、今回はその技術を活かして、新たに表現練習に取り組みました。

【基礎練習の定着】

• ロングトーン: 息の支えが安定し、中音域の響きが豊かになりました。引き続き、音の入りと終わりまで、息の圧力を一定に保つ練習を継続しましょう。

• 音量: 一つ一つの音の響きを確認しました。メトロノームに合わせて、確実に音の鳴りを一定に保つ練習をお引き続きしていきましょう。レジスターキーを使う音域になると、楽器全体を響かせにくくなりがちなので、何度も反復練習も行い、自分が響かせるのが得意とする音を、それ以外の音にもテクニックを活かすようにしていくと、効果的です。

【表現の練習】

• テンポ(♩=72)に対して、楽譜のリズムを正確に捉える練習を丁寧に行い、特に冒頭のmf(メゾフォルテ)で、しっかりとした音色と安定したリズムで吹き始められるよう意識しました。

• スラーとクレッシェンド(cresc.)の表現に重点を置きました。音程が下がっていく中でのクレッシェンドは、息の支えが緩みがちですが、最後までお腹の支えを意識することで、力強いf(フォルテ)に繋げましょう。

• rit.(リタルダンド)は、テンポが遅くなっても、音色や響きが落ちないように、息のスピードを維持することがポイントです。

全体を通して、非常に集中して取り組んでいただき、基礎で学んだことを実際の曲に活かす力がついてきました。

次回は、より正確なリズムとダイナミクスで演奏できるよう練習してきましょう!次の練習も楽しみにしています。