お疲れ様でした!本日はこれまでの練習の集大成として、今後の演奏活動やステージ本番で自立して力を発揮するための演奏技術とセルフコントロール法にじっくりと取り組みました。
今回のメインテーマは、「息の流れによる音色の変化」「アーティキュレーションの厳密な吹き分け」、そして「緊張時における体のセルフコントロール」です。
まず、楽曲の完成度を高めるため、場面に応じた音色の作り分けを確認しました。アンブシュアを一定に保ちながら、息のスピードや密度、空気の太さをコントロールすることで、華やかな響きから温かく柔らかい音色まで自在に切り替えるアプローチを実践しました。また、音符の保持とアタックに違いがある「アクセント」と「マルカート」のニュアンスを明確に吹き分けることで、メロディの輪郭が一段と際立ち、非常に説得力のある美しく堂々とした演奏へと仕上がります。
さらに、本番や緊張する場面でも普段通りの力を発揮できるよう、具体的な体のチェックポイントを整理しました。「息の吐き切り」「肩の力み抜き」「腹圧(横隔膜)の支え」「柔軟なアンブシュア」「吸い付くような指のコントロール」という5つの部位へ順番に意識を向ける技術をお伝えしました。これにより、どんな環境でも自身の状態を客観的に整え、本来の豊かな響きを取り戻すことができます。
毎回非常に真摯に音楽に向き合い、一つひとつの技術を自分のものにしようとする素晴らしい探求心と姿勢を見せてくれました。これまで積み重ねてきた確固たる基礎と自立した読譜力は、今後どのような楽曲に挑戦する際にも大きな強みとなります。ぜひ自信を持って、これからも豊かなクラリネットの音色を響かせていってください。
