お疲れ様でした!本日は、演奏者自身が楽譜から音楽的な意図を読み解くための「読譜力の強化」と「フレーズの分析」にじっくりと取り組みました。非常に高い知的好奇心と音楽的センスを発揮して臨む姿勢、本当に素晴らしいです。
今回のテーマは、感覚だけに頼らずに楽譜のメッセージを正確に受け取り、自立して音楽の立体的な表現プランの設計ができるようになることです。
まず、楽曲の骨組みを正確に把握するため、ドレミで読む「階名唱」を行いました。ただ指を動かすための音符として追うのではなく、ドレミの言葉を通して音程の幅や動きを頭の中に美しく響かせることで、音と音のつながりが格段に整理されます。
次に、その譜読みをベースにしながら、一つ一つのメロディがどこからどこまで繋がっているのかという「フレーズのまとまり」を視覚的・音楽的に捉える訓練を行いました。さらに一歩踏み込み、そのフレーズにおける「音楽のクライマックス」がどこにあるのかを一緒に読み解き、分析を行いました。
フレーズの山に向かってどのように息の圧力を高めて歌い、山を越えた後にどうデクレッシェンドさせるのかという具体的な表現アプローチを明確に整理し、楽譜へ書き残す作業を徹底しました。これにより、音を出した際にも、説得力のある美しくダイナミックな音楽表現を自分自身で迷わずに構築し、再現できるようになります。
自身の奏でる音楽に対して常に真摯に向き合い、主体的に表現を深めようとする意識が大変素晴らしいです。本日楽譜に丁寧に書き込んだ「歌い方の設計図」を大切に、ぜひ日々の練習でも物語を歌い上げるように吹き込んでみてください。また次回のレッスンで、その深まった音楽プランをクラリネットの豊かな音色で響かせてもらえるのを心から楽しみにしております。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
